伊賀で丁稚羊羹(水ようかんタイプのもの)を探していたときにたまたま見つけたお漬物があります。
それが、「養肝漬」(ようかん漬)。伊賀盆地特産の白瓜の中にしそ、生姜、大根、胡瓜などを刻んだ物を詰めて、たまり醤油に漬けこんだお漬物です。お醤油にどぶ漬けしている分、結構しょっぱいです。
実は江戸時代を舞台にしたグルメ漫画「うちの旦那が甘ちゃんで」を読んでその存在だけは知っていたのですが、それが上野伊賀の名産だったとは知りませんでした。
写真では、ぼやけていますが、写真の左には、藤堂高虎が陣中に食料として常備し、武士の志気を養う、つまり肝っ玉を養う漬物という事で、養肝漬と命名されました。と書いてあります。
一説には忍者の携帯食ともいわれているそうです。
食べ方は細かく刻んで何かに乗せる、混ぜるといった食べ方が紹介されています。
ただ、1年物でも相当しょっぱいので、水かお湯で洗ってもやむなしだと思います。
写真用にスライスしましたが、結局この後刻んでご飯のおともにしました。
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