かぎや延弘  謎に包まれた「かぎや」の血脈 「練羊羹」【京都府】

ようかん紹介

かぎや延弘 」は京都御所の北東、今出川にある小さな菓子店です。

分かったのは下記の3点。

・元禄年間創業の「かぎや延秋」というお店から昭和2年(1927年)にのれん分けしたお店ということ。ちなみに、かぎや延秋はすでに閉店しています。

・分家にかぎや政秋があること。

・茶席菓子をメインに扱っている。(饅頭、もちなどは扱っていない)

調べても調べても情報が全く出てこない謎の菓子店の羊羹を紹介します。

羊羹は1棹1700円と割といいお値段。

注文するとお店奥の冷蔵庫(そんなに冷たくない)から出してくれます。

包装はかなりシンプル。

フィルムに包まれた羊羹。

こちらのお店はどうやら切り羊羹みたいです。

なかに小豆が入った小倉羊羹タイプ。

甘味は控えめで、固めでねっちりした食感、寒天感はほとんど感じられず、いわいる腰のあるしっかりと重みのある羊羹です。

砂糖の良い香りが口に広がります。スイカのような爽やかないい香り。豆は柔らかめで、しっかり甘みが染みています。

外側は切り羊羹ならではの若干のシャリ感があります。

かぎや延弘

電話: 075-231-6796

住所: 京都府京都市上京区今出川通寺町西入上る下御輿町236

営業時間: 10:00~17:00

定休日: 日曜日

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