
中野駅から少し歩いたところにある、小さな和菓子店。
メニューはお世辞にもインスタ映えするもの、珍しいものがあるわけではなく。
いわゆるオーソドックスな下町のお菓子屋さんという感じ。店内は清潔でお店の方も愛想がよく丁寧な印象でした。
こういうお店って練り羊羹はなくて、秋限定で栗蒸し羊羹を出していることが多い気がします。

こちらで購入したのは、栗蒸し羊羹、白羊羹、きんつばの3種類。
まずは栗蒸し羊羹から。

こちらの栗蒸し羊羹は1つづつ切ったものだけを販売。
表面に寒天の化粧をしてあるのは珍しいと思います。表面に寒天でコーティングされた栗が綺麗に並んでいて見た目も綺麗です。
栗は柔らかく、ほろほろ崩れる感じ。やや甘めに煮てある栗が
生地はもっちりとした食感で、とろとろ。
口の中でサラッととける、とろりとした羊羹は滑らかに喉を滑っていきます。
小麦の栗蒸しとは違って、やや柔らかい栗羊羹の味わい。

次に白羊羹。
白い羊羹から栗が透けて見える美しい羊羹です。

寒天感が強めのやや強い食感。
甘みはやや弱めで、あっさりした食べ応え。
こちらは栗蒸し羊羹に比べ、硬めで、甘みも抑えめ。テボの青い香りがする上品な味わいです。
どちらもお茶と愛想なシンプルな味わい。
おいしい羊羹でした!
コメント