あんこの渦に溺れる ひさごや「栗蒸し羊羹」

ようかん紹介

お団子やお稲荷さん、おにぎり、干瓢巻きなどを扱う東京ならではの和菓子屋さんです。関西だと餅屋さんになるのでしょうか?けど東京のお団子って餅じゃなくてうるち米の米粉から作るところも多いし…

「お米料理屋さん」とでもいうのでしょうかね。

生地がこんなに美味しい栗蒸し羊羹は本当に珍しい。

深い闇のように濃く、とろりと溶け、口いっぱいに広がります。

濃いのにしつこくなく、ビロードのようになめらか。

最初に食べて気がついたのが、とにかく「吸引力強いあんこ」だということ。
とても、柔らかいのに腰が強くて、底なし沼のように濃厚。

信じられないくらい濃厚。

リンゴにもにた甘い香りがする餡はさらっと溶け、ねっとりしてて濃厚なのにすごくあっさり食べれる。

甘味は強いようで弱く蜜のいい味が広がります。いいお砂糖の味。
しつこくない母の愛のような甘味。

栗はよく煮て味が染みているタイプ。
砂糖の甘味だけではなく、麦芽糖のような香ばしさがある。

【羊羹DATA】

甘さレベル  123
ぽくぽく感 123
ねっちり感 1234
プルプル感 2345
とろける感 1234

実はこのお店。自家製の栗蒸し羊羹(もちろん今回食べたのはこっち)と既製品の栗蒸し羊羹の2種類が置いてあるんです。同じショーケースの隣同士なんで、パッと見ただけだと分かりません。

確かに値段は倍くらいするんですが、絶対こっちの方が価値があるし美味しい。

ひさごやさん!もっと自信持ってください!自家製栗蒸し羊羹は相当美味しいです!

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